コロメガネの手帳

日常という重箱のスミをイラストと文章でつっつくブログ。文房具マニアにつきそっち系のネタも多めです。

憧れの(旧型)キャップレス。

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2014/12/13

パイロットのキャップレスといえば、唯一無二の「ノック式万年筆」として、万年筆をもっと気軽に使いたい!という人々の間では非常に人気の高い製品として有名である。

かくいう私も、いつかキャップレス欲しいな〜欲しいな〜と思っていた。が、個人的な好みとしては現行品のデザインよりも、旧型のデザインがどうにもタイプなので購入には二の足を踏んでいたのである。

何しろ旧型は90年代の半ばで生産が終了している上に、愛好家の間で人気が高く中古市場にもほとんど出回らない。稀に出物があっても、さすがの私もうっとなる価格設定である。そんなわけで一時期がんばって探していたものの、あきらめてしばらく忘れていたのだ。

ところが先日、ふと思い立って海外のオークションサイトをのぞいていたら、なんと箱付き未使用の超美品が相場の半額ぐらいで売られているのを発見してしまった。ここここ、これは運命!!!と思って即落札。米国の感謝祭のホリデーもあって届くのにとても時間がかかってドキドキさせられたものの、無事手元に届いて一安心。

はやる心をおさえて梱包を解いてみると、たぶん今まで一度も使用されなかったであろう、傷ひとつないキレイな状態。故障が多いと言われるノック部分も、変形しやすいクリップもまったく問題ナシ!というわけで、かなりラッキーな買い物だった。神様かサンタ様が、一年間がんばったご褒美をくれたのかもしれない(買ったのは自分だけど)。

手にとってしげしげと眺めるにつけ、やっぱりデザインはこっちの方がカッコイイよな〜とため息。18面体の直線的でシャープなボディに、流れるように成型された金属クリップ。ノック部分の長さのバランスも美しい。ガワは樹脂だけど、ペン先はきっちりしっかり14金で万年筆の柔らかい書き心地が味わえる。ああ、うっとり。

一般の人にはまったく興味のない話題でしょうが、文房具関連のお知り合いの方々はむこう数ヶ月、私に会うたびに自慢されることになりますので覚悟してください。

以下は蛇足。万年筆のデザインって、やっぱり大人の方が使うので重厚な雰囲気になることが多いのだけど、若い人にも裾野を広げるならぜひ万年筆メーカー各社さんにはこういうシャープなデザインも手がけて欲しいなぁと思ったりして。現状は大人用とジュニア用に二極化してて、間が埋まってない気がするのよね。特にキャップレスはボールペンに慣れた人もすんなり入って行きやすい製品だと思うので、パイロットさん、カクノを卒業した若者が使う用のキャップレスをぜひ作ってください!というのが私の個人的な要望です。

※ちなみに「NAMIKI」というのはパイロットが海外展開するときのブランド名。製品自体はMADE IN JAPANと書いてある。

[元記事]

はい、昨日の記事で待っていた「荷物」というのはコイツのことでした。

ヴィンテージ物とはいえ、道具は使うのが私の信条!というわけで、1年ほど普通に使っていますが、今のところ全く問題なし。引き続き、大切に使っていきたいと思います。

若者向けの万年筆としては、最近になって発売されたセーラー万年筆のハイエースネオクリアがお気に入り。カクノもいいけど、もう少しシャープなのが欲しいわ…という方にはうってつけではなかろうか。私は透明ペン芯を味わうために、赤インクを入れて楽しんでいる。

モレスキンの元絵はこちら。