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コロメガネの手帳

日常という重箱のスミをイラストと文章でつっつくブログ。文房具マニアにつきそっち系のネタも多めです。

人はみな宇宙だと思う。

おもうこと モノとか本とか

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2013/10/13

養老孟司宮崎駿の対談集、『虫眼とアニ眼』を読んだ。

最初から最後までなかなかおもしろかったのだけど、特に私の印象に残ったのは「人間の感性があまってる」というくだり。

「感性」とは言いかえれば「差異を感じる能力」のこと。今、我々を取り囲んでいる人工物は、自然と比べると圧倒的にディテールが少ないというか、均質になっている。だから、あまった感性が人間に向いていく。世界が狭くなった分、あいつが嫌いだ、気に食わない、みたいなことが拡大されて見える。そういうのがイジメなどにつながっているんじゃないか?という話。

自分の乏しい経験からもそうなんじゃないかな、と思う。

ふと周りを見渡してみると、目に入る線の角度は圧倒的に垂直と水平が多い。でも人間の脳にはあらゆる角度にそれぞれ反応する細胞があって、こういう環境だとその能力は「あまっている」状態。これは一例だけど、同じことがあらゆることで起こっているんじゃないだろうか。

自然というものはディテールに満ち満ちていて、感性はその中で生きるためにあった。光の色、風の匂い、血の味、踏みしめた地面の感触、虫の声、そういうものから色んなことを感じ取らないと生きていけなかった。

考えてみれば、人間というのはいちばん身近なところにある「自然」だから、そこにあまった感性がむかうのも無理はない。私も人間はひとりひとりが宇宙だと常々思っているし、おもしろいし、好きだ。でもそれが全てだと世界をせばめてしまうのはつまらない。

本の中で養老さんも言っていた、トトロを見つけた時のメイちゃんの目。世界のディテールをジーッと見つめるあの目を、自分も持ち続けていたいなぁと。そんなことを考えました。

(実はそれこそがこのブログのコンセプトだったりもするんだけど、あんまり言葉で語るとかっこ悪いからここだけの話ね!)

[元記事]

元記事は3年前のことだが、この頃より世の中はせまくなっているかもしれないと、悲しい気持ちになりかけたりもするけれど、窓の向こうから入ってくる風の匂いをかいでいると、世界はちっとも変わってない、と思ったりもする。

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体験する価値のあるかゆさ。

季節感 小さな大事件

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2014/7/24

蚊に刺されるとかゆい、ということはこれを読んでいる全ての人が知っていることだろう。

だがしかし、読者のおよそ半数を占めると予想される男性諸君は、ストッキングの上から蚊に刺されたときのかゆさはご存じないのではなかろうか。

ストッキングをはいていると、肌と触れ合っている微妙な刺激がかゆみ増幅装置としてはたらく上に、伝線してしまうからかくことができないという制約事項が加わって、精神的・肉体的苦痛はちょっとした拷問レベルにまで高まる。

ここまでくると、むしろ体験する価値のあるかゆさじゃないかと思う。機会があればおためしあれ。

[元記事]

今年初の蚊に刺されは、電車の中でストッキングの上からだった。まだかゆさに体が慣れていないこともあって、ガツンとくるかゆさが味わえた。

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ポスト・イットの秘密。

知恵と工夫 やっぱり文房具

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2015/9/13

先週の水曜日、雨がどざどざと降る中で開催された「ざ・3Mセミナー」に参加してきた。

このセミナーは、スリーエムジャパンが自社の製品のことをよりよく知ってもらおうと一般ユーザー向けに開催しているファンサービス的なイベント。毎回テーマがあるんだけど、今回は「ポスト・イットノート」ということで、これは是非行きたい!と申し込み、運よく抽選に当たったのでうきうきと出かけていったというわけ。

イベント全体の流れはいろんな人がTwitterに書いたり、ブログにまとめたりしてくれているので省く。その代わりと言ってはなんだが、実は私はかねてからポスト・イットにいくつか疑問を抱いており、今回はそれに答えてもらう絶好の機会となったので、その謎を中心に紹介したい。

Q. どうしてポスト・イットは貼ってはがせるの?
A. ノリがツブツブになっているからです。
ノリが球状にツブツブしているので、紙と接する面が点になり、貼ってはがせるちょうどいい粘着力を実現しているとのこと。なるほど。

Q. どうしてノリが台紙にくっついたままなの?貼ってはがせるなら、台紙にくっついたり、貼った側の紙にくっついたりしそうなんだけど…
A. 台紙とノリの間に、下地を引いてあるからです。
ノリがとれないように、下地を引いてからノリを塗っているとのこと。そりゃそうか。ちなみに、ノリの幅と下地の幅はメーカーによって違いがあって、ズレても大丈夫なように太めに下地を引くところもあれば、ギリギリを目指すところもあるとのこと。あと、束にしたときにノリ面と重なる表面にくっつき防止のはくり剤を塗る場合もある(水性ペンなんかで書いてて、途中で書き心地が変わるのはそれが理由)らしい。なるほど、おもしろい。

Q. ポスト・イットはどうやって束にしているのですか?
A. ごめんなさい、企業秘密です。
これ、昔から疑問だったの。普通の紙は束にするときにトントンと整えたりできるけど、ノリがついてるとできないからどうやってるんだ!と。詳しいことは企業秘密とのことで教えてもらえなかったんだけど、ヒントは「切って飛ばす」だそう。皆さんわかりますか?私はなんとなくわかってちょっとスッキリしました。(あと、教えてもらえなかったことでかえって「いい質問しちゃったなー」とちょっといい気分だったのはここだけの話だ)

この他におもしろかったのは、文具王による「おまえは産業スパイか!」とツッコミたくなるほどのマニアックなふせん講座。

マニアックといいつつ、実験に使っている道具はスプレー缶や万年筆のインクに水や食紅とすべて身近にあるもの。それでいて、各社のふせんの粘着力や書き心地、ノリやはくり剤の塗り方をわかりやすく視覚化してみせるのはさすがの手腕で、私の中のなんでなんで星人が多いに喜びました。

その他の小ネタ。

・3Mは”Minnesota Mining & Manufacturing”の略。その名の通り、ミネソタで鉱石を掘ろうと商売を始めたが、やわらかい石しか出てこなかったので早々にあきらめてサンドペーパーに鞍替えした。当初の目論見と違う方に転がってうまくいく企業文化は創業当時から。

・1981年に日本で発売されたときの広告には「紙くずのようなメモはもう終りです」みたいなことが書いてある。言うことが大胆。

・細長くて片方の端っこに色がついているいわゆる「ふせん」は日本だけの製品。今は貼ってはがせるメモを「ふせん」と言っているが、元々はノリのついてないあの形のやつが「ふせん」だった。

[元記事]

昨年参加したイベントのレポートです。

文房具は普通に使うのも楽しいが、眺めながら「これはどうやって作ってるんだろう?」と想像するのも楽しい。しかし、たいていは想像の範囲を出ないので、このようにメーカーの方に直接答えあわせをさせてもらえる機会は貴重だ。

いざその機会が訪れたときに質問し忘れがないように、日頃から謎を育てておかなければならない。

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サンダルと日傘。

季節感

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2014/6/1

今日から6月!

日差しが初夏からだんだん夏本番に近づいてきて、今年初めてサンダルと日傘で出かけた。私はどちらかというと夏好きなのでちょっとテンションあがる。

余談だけど、うきうき気分でスーパーに行ったら目についたので思わず初スイカと初麦茶を購入した上に、帰宅後に初蚊に遭遇した流れで初蚊取り線香もすませた。

5月が終わったばかりだというのに、完全に夏しちゃってるガールである。

[元記事]

サンダルにはまだちょっと早いけど、今年もそろそろ日傘を出そうかなぁ、と思っているところです。

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私がつかんでいる吊革を、さらにつかんでくるおじいちゃん。

気になる人々

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2015/11/19

「おいおい」と思いながら、ゆずりました。

[元記事]

こういうシンプルなやつも、自分ではわりといいかなと思っています。モレスキンの元絵はこちら。